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あかお歯科ブログ BLOG

カルシウムで歯は強くならない?

皆さんは、歯を強くする栄養素というと何を思い浮かべますか?「栄養素」といわれるとカルシウムをイメージされる方が多いかもしれませんね。確かに、カルシウムというのは歯を作る上で欠かすことのできない栄養素であり、小児期にはしっかりと摂取する必要がありますが、大人になってからは少し役割が変わってきます。今回はそんな歯を強くする栄養素について、あかお歯科医院がわかりやすく解説をします。

カルシウムは歯を作るのに必要な栄養素

私たちの歯は主に「リン酸」と「カルシウム」で構成されています。それは子どもの歯である乳歯も大人の歯である永久歯も同じです。そして全身の骨格を構成している骨もほぼ同じ成分で作られているのです。そのため骨の機能や密度、強度などを維持するためには、カルシウムを継続的に摂取する必要があります。カルシウムを摂らなくなると、骨は徐々に弱くなり、簡単に骨折するようになるでしょう。

一方、歯はカルシウムの摂取量が不足したとしても、骨のような急激な変化が現れるわけではりません。なぜなら、歯には骨のような代謝サイクルが存在していないからです。私たちの歯は一度、完成したら一生涯その状態で使い続けることになります。それだけに乳幼児期から学童期にかけてのカルシウムの適量の摂取は、健全な歯を作るという意味においても極めて重要となるのです。

完成した歯はフッ素の方が大事?

お口中に生えてきて、歯根の形成も完了した歯は、どちらかというとカルシウムよりフッ素の方が重要となります。フッ素には、歯の再石灰化を促す作用と「フルオロアパタイト」と呼ばれる特別な歯の構造を作る作用が期待できます。歯の石灰化は、酸性の刺激で溶けてしまった歯質を修復する作用で、虫歯菌に負けない強い歯を作ることが可能です。フルオロアパタイトは、フッ素を取り込んだ歯質に見られる構造で、酸性刺激への抵抗力を高めることができます。こうした作用はフッ素ならではといえるでしょう。

歯の再石灰化にはカルシウムが必要

完成した歯を強くするのはフッ素といいましたが、実はその過程では必ずカルシウムが必要となります。歯の再石灰化は、酸によって溶け出したリン酸とカルシウムが歯質に戻って行く現象を指すからです。フッ素はその現象を促すための物質でしかないのです。ただ、歯の再石灰化の材料となるリン酸やカルシウムは、唾液の中に含まれている栄養素なので、基本的に不足することはありません。もちろん、食生活が極端に偏っているとカルシウムの摂取量が絶対的に不足する場合もありますが、それは稀なケースといえるでしょう。ですから、大人になってから歯を強くする場合は、カルシウムよりもフッ素に意識を向けた方が良いといえます。

フッ素入り歯磨き粉を毎日使用して、歯科医院でのフッ素塗布を定期的に受けていれば、歯を強くする効果も十分に得られます。ちなみに、フッ素は、エビやいわしといった魚介類にも含まれていますが、体の中に摂り込まれた分は主に骨の強化に寄与します。歯を強くしたいのであれば、やはり外から作用させるのが効果的なのです。

まとめ

今回は、カルシウムと歯の関係について、あかお歯科医院が解説しました。カルシウムは歯の発育に欠かすことのできない栄養素なので、乳幼児期から学童期にかけては適切な量を摂取するのが望ましいです。歯が完成した後の歯質の強化は、フッ素の出番となります。フッ素の虫歯予防効果は、WHOも認めているものなので、皆さんも積極的に活用するようにしてください。

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