小児矯正の期間はどれくらい?第一期・第二期治療の違いと進め方
子どもの歯並びが気になったとき、「いつから矯正を始めればいいの?」「どのくらいの期間がかかるの?」といった疑問を抱く親御さんは少なくありません。特に小児矯正は、大人の矯正と違って成長を利用するという特性があるため、治療のタイミングや内容も異なります。また、小児矯正には「第一期治療」と「第二期治療」の2つのステップがあることも、確認しておきたいポイントです。今回は、小児矯正にかかる期間や治療の進め方、治療開始の目安について、西宮北口の小児歯科・小児矯正 あかお歯科医院が解説します。
1. 小児矯正はどれくらいの期間かかる?全体の流れと治療開始の目安
小児矯正は、大きく分けて「第一期治療」と「第二期治療」の2段階に分かれており、それぞれで治療の目的や期間が異なります。成長段階に合わせて段階的に進めるため、治療全体は数年単位になることもあります。
①小児矯正の全体的な流れ
小児矯正は、まず乳歯があるうちに「第一期治療」を行い、顎の成長を正しく促します。その後、永久歯が生え揃ってから「第二期治療」として、本格的な歯列矯正を行うのが一般的です。
➁開始の目安となる年齢
一般的に、第一期治療は5〜9歳ごろに始めるケースが多く、第二期治療は12歳前後から開始されることが多いです。ただし、顎の成長のタイミングや歯の生え変わりの状況によって前後するため、個別の判断が必要です。
➂治療にかかる期間の目安
第一期治療はおおよそ1年〜2年程度、第二期治療は1年半〜3年ほどかかることがあります。全体を通じて、5年程度におよぶ場合も珍しくありません。
④保定期間も含めて考える
治療後は「保定」といって、歯並びが元に戻らないように維持する期間も必要です。保定期間は2〜3年程度とされ、装置を使って歯の位置を安定させます。
小児矯正の全体像を知ることで、治療の必要性や時期についての理解が深まり、適切な判断がしやすくなります。
2. 第一期治療とは?治療の目的・対象年齢・期間の目安
第一期治療は、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に行う矯正で、顎の成長をコントロールすることが主な目的です。将来的な歯並びの悪化を防ぎ、第二期治療をスムーズに進める土台づくりとして行われます。
①第一期治療の目的
この時期の治療は、歯並び自体を整えるよりも、顎のバランスや噛み合わせの土台をつくることに重点を置いています。顎が狭い・左右非対称・前後のバランスが悪いといった問題に対して、装置を使って適切な成長を促します
②対象となる年齢
おおむね5〜9歳ごろが対象です。永久歯の前歯が数本生える頃が目安で、歯医者での診断により治療の可否が判断されます。
③使用する装置と特徴
第一期治療でよく使われる装置には「床矯正装置(しょうきょうせいそうち)」や「拡大装置」などがあり、取り外し可能なタイプが多く、日常生活への影響を抑えながら治療が行えます。
④治療にかかる期間
治療期間は1年〜2年が一般的です。ただし、症状や成長のスピードにより短縮・延長されることもあります。また、月1回程度の通院で装置の調整が行われます。
⑤第一期治療のメリットと注意点
早期に顎のバランスを整えることで、将来的な歯の抜歯を避けたり、第二期治療の負担を軽くできる可能性があります。ただし、この段階で歯並びが完全に整うわけではない点も理解が必要です。
第一期治療は、将来の歯並びや噛み合わせを導くための「予防的な矯正」としての役割を持っています。
3. 第二期治療とは?本格矯正の進め方と治療期間の考え方
第二期治療は、永久歯が生え揃ってから始まる矯正で、歯並びや噛み合わせを本格的に整えることが目的です。一般的に大人の矯正と似た内容となり、治療期間もそれなりに長期にわたることがあります。
①第二期治療の目的
永久歯がすべて生えた後、歯の位置を整えてきれいな歯並びと噛み合わせをつくるのが第二期治療の主な目的です。審美面だけでなく、咀嚼や発音といった機能面の改善も目指します。
②開始時期の目安
12歳前後で、永久歯がほぼすべて生え揃った頃が目安です。ただし、歯の生え変わりには個人差があるため、歯医者による正確な診断が必要です。
③使用される矯正装置
第二期治療では、マウスピース矯正(透明な取り外し式装置)やワイヤー矯正(金属のワイヤーとブラケットを使った装置)など、大人と同様の装置が使われます。見た目や生活スタイルに応じて選択されます。
④治療にかかる期間
おおよそ1年半〜3年が目安とされます。歯の移動には時間がかかるため、計画的な通院と管理が求められます。
⑤第二期治療の特徴
この段階では、歯列全体を対象とした本格的な矯正を行うため、目に見える効果が出やすい反面、治療の負担も大きくなります。装置の管理や通院スケジュールを守ることが、治療成功のカギとなります。
第二期治療は、見た目の美しさだけでなく、機能面にも配慮した矯正となるため、長期的な視点で取り組むことが求められます。
4. 西宮北口の小児歯科・小児矯正 あかお歯科医院の小児矯正治療
西宮北口駅から徒歩6分の歯医者「あかお歯科医院」では、子どもの歯並びや顎の成長に合わせた矯正治療を行っています。 矯正治療は将来の健康や顔立ちに大きく関わるため、成長期に合わせて無理のない方法を選ぶことが重要です。 あかお歯科医院では「顎を拡大する装置」「こども用の透明なマウスピース矯正装置」など幅広い装置を用意し、一人ひとりの症状に応じて最適な治療プランをご提案しています。
《あかお歯科医院の小児矯正の特徴》
小児矯正の特徴① 子ども一人ひとりに合わせた多様な矯正装置
これまでの経験に基づき、顎を拡大する装置や目立ちにくいマウスピース矯正など、お子さん一人ひとりの成長段階や歯並びに最適な治療法をご提案します。
小児矯正の特徴② 歯並びの根本原因から改善する「予防矯正」
お口周りの悪い癖(口呼吸や舌の癖など)を改善するトレーニングと矯正装置を組み合わせた「予防矯正」に力を入れています。顎の健やかな成長を促し、後戻りの少ない美しい歯並びを目指します。
小児矯正の特徴③ お子さんの心身に配慮した、痛みの少ない優しい治療
子どもの成長する力を利用し、歯を無理に動かさない治療計画を立てます。従来の矯正治療に比べて痛みが少なく、ほとんどの場合で抜歯も不要です。お子さんが安心して治療を受けられるよう配慮しています。
小児矯正の特徴④ 歯並びだけでなく、美しい顔立ちと全身の健康へ
顎の正常な成長を促すことで、バランスの取れた美しい顔立ちへと導きます。さらに、口呼吸から鼻呼吸への改善を促し、免疫力向上など、お子さんの全身の健康にも貢献する治療を目指します。
小児矯正の特徴⑤ ご家族に寄り添う、負担の少ない価格設定とサポート体制
お子さんの将来のための治療だからこそ、ご家族が納得して始められるよう、大人の矯正治療より安価に設定しています。3児の父でもある院長が、保護者の方と同じ目線に立ち、親身にご相談に応じます。
西宮北口で小児矯正をお考えの方は、あかお歯科医院へご相談ください。無料相談も承っております。
まとめ
小児矯正は「第一期治療」と「第二期治療」に分かれており、それぞれの目的や期間が異なります。第一期では顎の成長を促し、第二期では永久歯の歯並びを整える本格的な治療が行われます。治療全体は5年以上に及ぶこともあり、保定期間を含めた長期的なスケジュールを見据えることが大切です。また、通院の継続や日々のケアを意識することで、計画的な治療の完了を目指すことができます。 小児矯正についてお悩みの方は西宮北口の小児歯科・小児矯正 あかお歯科医院までお問い合わせください。
監修:あかお歯科医院
院長 赤尾聡一
【所属学会・スタディーグループ】
日本口腔インプラント学会
日本歯周病学会
一般社団法人日本床矯正研究会
一般社団法人 日本小児矯正研究会