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あかお歯科ブログ BLOG

インビザライン矯正のマウスピースが臭う原因は?見直したい毎日のお手入れと対策

 

マウスピース矯正「インビザライン」は、透明で目立ちにくく取り外しができることから、多くの方に選ばれている矯正方法のひとつです。しかし、長時間使用する装置であるため「臭いが気になる」と感じる方も少なくありません。臭いの原因には、日常のケアや装着時間、食事後の管理方法などが関係しています。放置すると口臭につながることもあるため、正しいお手入れと使用習慣を理解しておくことが大切です。今回は、インビザライン矯正時に使うマウスピースが臭う主な原因と、日々のケア方法、臭いが気になるときの見直しポイントについて西宮北口の歯医者 あかお歯科医院が解説します。

 

1. インビザライン矯正のマウスピースが臭う原因は?

インビザラインのマウスピースは、清潔に保たれていないと臭いが発生することがあります。原因を知ることで、日々のケアや使用方法を見直すきっかけになります。

①食べかすやプラークの付着

食後に歯みがきをせず装着すると、マウスピースの内側に食べかすやプラーク(歯垢)が残り、細菌が繁殖して臭いの原因になります。特に糖分を多く含む飲食物の後は注意が必要です。

②唾液や水分のこもり

マウスピースの内側は密閉された状態になりやすく、唾液が残りやすいため、細菌が増えやすい環境になります。通気性がないため、時間が経つほど臭いが強くなることがあります。

③長時間の連続使用

1枚のマウスピースは1〜2週間ごとに交換しますが、長期間同じものを使い続けると汚れが蓄積します。規定の交換期間を過ぎて使用すると臭いが取れにくくなる傾向があります。

④洗浄不足や誤った洗浄方法

水だけで軽くすすぐ程度では汚れが残り、細菌が増殖します。熱湯や歯磨き粉を使って洗うと、変形したり細かい傷がついたりして、そこに汚れがたまりやすくなることもあります。

⑤保管時の環境

外したマウスピースをケースに入れずそのまま放置すると、乾燥や汚れの付着で臭いが強まります。ケースの通気性や清潔さも影響するため、保管方法の見直しが必要です。 マウスピースの臭いが気になる場合は、まず原因を一つずつ確認し、清潔な状態を保つ工夫をしましょう。

 

 

2. インビザライン矯正のマウスピースの臭いを防ぐためのお手入れの仕方

インビザライン矯正のマウスピースを清潔に保ち、衛生的に使用し続けるためには毎日のお手入れが欠かせません。清潔な状態を保つことで、臭いの発生を抑えられる可能性があります。

①毎日の洗浄習慣

朝と夜の2回、装着前に水またはぬるま湯で洗浄します。やわらかい歯ブラシを使い、優しく汚れを落とすのがポイントです。強くこすると傷がつき、そこに汚れが入り込みやすくなります。

②専用クリーナーの使用

水洗いだけでは落ちにくい汚れには、マウスピース専用の洗浄剤を使用します。1日1回程度、つけ置き洗浄を行うと細菌の繁殖を抑える効果があります。

③歯みがきをしてから装着する

食後に歯みがきをせずに装着すると、食べかすがマウスピース内で分解されて臭いの原因になります。外食時など難しい場合でも、最低限うがいをしてから装着するようにしましょう。

④マウスピースの交換時期を守る

インビザラインは定期的に新しい装置に交換します。指示された期間を守り、汚れや臭いの蓄積を防ぎましょう。

⑤保管ケースの清掃

清潔なケースを使用することも大切です。ケース自体にも唾液や細菌が付着するため、週に数回は水洗いや消毒を行いましょう。通気性のあるケースを選ぶのも効果的です。



日々のケアを丁寧に行うことで、インビザラインの清潔さを維持できる可能性があります。臭いを防ぐ習慣をつけることで、治療期間をより衛生的に過ごせるでしょう。

 

 

3. インビザライン矯正のマウスピースの臭いが気になるときの対策

正しくお手入れしていても、マウスピースの臭いが気になることがあります。その場合は、生活習慣やケア方法を見直すことが有効です。

①マウスピースの洗浄頻度を増やす

朝晩だけでなく昼食後など、外したタイミングでも軽く洗うと清潔さを保ちやすくなります。特に夏場など気温が高い時期は、細菌が繁殖しやすいためこまめな洗浄を心掛けましょう。

②洗浄剤の種類を変更する

使用している洗浄剤が合わない場合、臭いが残ることがあります。マウスピース専用の中でも、除菌効果や脱臭効果のあるタイプを選ぶとよいでしょう。

③保管環境の改善

湿気の多い場所に保管すると、ケース内で細菌が繁殖することがあります。直射日光を避け、通気性のよいケースに収納し、定期的に乾燥させることが大切です。

④口内環境の見直し

歯ぐきの炎症や舌の汚れも、口臭の一因になります。舌ブラシを使った舌清掃や、歯ぐきマッサージを取り入れることで、口内全体の清潔を保てる可能性があります。

⑤マウスピースの変形・劣化を確認する

マウスピースが変形して密着が悪くなると、隙間に唾液や汚れが残り臭いが出やすくなります。変色やヒビが見られる場合は、歯科医師に相談して交換を検討しましょう。



インビザラインの臭いが続く場合、装置だけでなくお口全体の健康状態にも目を向けることが大切です。無理に自己流で対処せず、異常があれば歯科医師に相談しましょう。

 

 

4. 西宮北口の歯医者 あかお歯科医院のインビザライン矯正・小児矯正

西宮市 西宮北口の歯医者 あかお歯科医院では、マウスピース矯正に注力しており、大人には「インビザライン」を、子どもには「マイオブレース」を用いて治療を行っています。

①大人のマウスピース矯正「インビザライン」

インビザラインは、透明のマウスピースを装着することで歯並び、噛み合わせを整える矯正治療です。 少しずつ形状が異なるマウスピースを段階的に交換しながら、少しずつ歯に弱い力をかけます。また、装置が透明で見た目が目立ちにくいことも特徴の一つです。

あかお歯科医院では、矯正治療だけでなく一般歯科も行っているため、矯正治療中に発生したむし歯治療やお口全体のお悩みを相談することも可能です。

▼マウスピース矯正(インビザライン矯正)の詳細はこちら

https://www.akao-dc.com/mouthpiece/

②子どものマウスピース矯正「マイオブレース」

歯並びが悪くなる原因である口呼吸や舌の位置、飲み込み方にアプローチし、顎の成長をサポートする「マイオブレース」を導入しています。 また、子どもの矯正治療では、マイオブレースと組み合わせてマウスピースを使用した子どもの歯列矯正システム「インビザライン・ファースト」や口腔周囲筋を活用し、舌や頬、唇の癖を防ぐ「機能矯正装置」も取り扱っています。

▼小児矯正の詳細はこちら

https://www.akao-dc.com/orthodontics/


まとめ

インビザラインの臭いは、日々のケアや使用方法を見直すことで防げることが多くあります。食後の歯みがきや毎日の洗浄、保管ケースの清掃を続けることで、清潔な状態をキープしやすくなります。臭いが気になる場合は、洗浄方法や保管環境を見直し、それでも改善しないときは歯科医師に相談することをおすすめします。 インビザラインの臭いでお困りの方は、西宮北口の歯医者 あかお歯科医院までお気軽にご相談ください。

 

監修:あかお歯科医院
院長 赤尾聡一

【所属学会・スタディーグループ】
日本口腔インプラント学会
日本歯周病学会
一般社団法人日本床矯正研究会
一般社団法人 日本小児矯正研究会

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