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あかお歯科ブログ BLOG

学校歯科健診の意義や用語を解説!

大人になると自分から積極的に歯医者さんへ通わなければ歯科検診を受けることはできませんが、子どもには「学校歯科健診」があります。毎年1回は必ずお口の中をチェックしてもらえるため、安心している親御さまも多いことでしょう。ただ、学校歯科健診というのは、歯科医院で受ける「定期検診」とは異なる点が多々あるため十分な注意が必要です。今回はそんな学校歯科健診の意義や専門用語の意味などについて、あかお歯科医院がわかりやすく解説します

学校歯科健診を過信してはいけない?

学校歯科健診は、いわゆる“スクリーニング検査”でしかありません。極端な表現を用いると「健康であるかどうかのふるい分け」を行うための検査なのです。実際は、歯の数や歯並び、噛み合わせなど、いくつかの項目に分けチェックしますが、一人当たりにかけられる時間は1分くらいですよね。30~45分程度かかる定期検診とはまったく異なるものと言っても過言ではないのです。そういう意味で学校歯科健診の結果を過信することは良くありません。仮に虫歯がゼロと言われても、精密検査を行ってみたら病変が見つかったというケースは多々あります。

学校歯科健診の重要性について

学校歯科健診の結果は過信してはいけないのですが、1年1回でもお口の中をチェックしてもらえる機会があることはとても有益です。というのも発育期に歯科への定期的な受診を行っていない子どもというのは、意外に珍しくないからです。お口の中の環境が劇的に変化する時期に、専門家によるチェックがまったく行われないことは極めて危険であるといえます。また、学校歯科健診で何らかの異常が見つかった場合には、速やかに治療へ移行できるという点も大きなメリットのひとつといえます。

学校歯科健診で使われる用語について

学校歯科健診では、いろいろな専門用語が使われます。一般の人にはわかりにくい用語もあるかと思いますので、それらの意味について簡単にご説明します。

歯に関する用語

歯医者さんでは虫歯のことを基本的に「C(カリエス)」と表現します。発生して間もない虫歯は「CO」で、要観察歯(ようかんさつし)として記録され、精密検査や治療を受ける必要はありません。虫歯が少し進行すると「C1」となり、具体的な治療が必要となる未処置歯(みしょちし)として記録されます。すでに治療が終わって詰め物・被せ物を装着している歯は、処置歯と表現されます。

歯茎に関する用語

歯茎に関する記録は基本的に「G(ガム)」が使われます。歯茎に腫れや出血がなければ「異常なし」で、軽度の症状が認められる場合は「GO(要観察」)、歯周病が疑われるような状態では「G(要精検)」と記録されます。あまり聞きなれない用語かもしれませんが、知っておくと歯医者さんの説明がわかりやすくなる場合もあります。

学校歯科健診で異常を指摘されたら当院まで

学校歯科健診で歯や歯茎、顎関節などの異常を指摘されたら、当院までご連絡ください。小児歯科診療の実績豊富な当院であれば、いろいろな症例に対応できます。歯並び・噛み合わせの異常も治療によって改善することが可能です。

まとめ

今回は、学校歯科健診の意義や専門用語について、あかお歯科医院が解説しました。健診の結果やお子さまのお口の中の症状が気になる点があれば、いつでも当院までご相談ください。

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